9月3日
パレットの2回生は、社会のプログラムの課外活動として、大阪地方裁判所へ見学に行きました。

JR大阪駅で集合して、御堂筋線の淀屋橋駅へ向かいました。淀屋橋駅からは、歩いて裁判所へ向かいます。
服装はクールビズスタイルとはいえ、炎天下の中をスーツに準ずる恰好で歩くことになりましたが、2回生のみんなは談笑しながら元気に歩いておられました。さすが2回生!

裁判所の門をくぐったら写真等の撮影は禁止となります。
また、裁判所の建物の中に入る前に、金属探知機や手荷物検査のチェックを受けました。金属探知機が鳴ってしまう場面もありましたが、慌てず冷静に対応できていました。
その後は裁判の予定表を閲覧し、本日行われる裁判の内容を確認しました。様々な事件の裁判が多数行われていましたが、今回は住居侵入・器物破の初回裁判を傍聴しました。
法廷では、裁判が始まるまでの間、すでに緊張感がある雰囲気の中で、裁判官・検察官・弁護士が書類を確認したりしながら、黙々と準備をしていました。また、被告人の方も自分の席に座った状態で裁判が始まるのを待っていました。
裁判長が入室後、裁判が始まりました。2回生のみんなはずっと静かに座って裁判の様子を真剣に傍聴されていました。
今回は少し複雑な内容だったので、一部わかりにくいところがあったと思いますが、被告人が若くて自分たちと同世代の青年であったのを見て、何か感じるものがあったかもしれません。
それから40分程度傍聴した後は、裁判途中でしたが裁判所を後にして、ICTのプログラム内で事前にネット予約してもらったお店に向かいました。


お店では、裁判所の雰囲気からは解き放たれ、みんなで楽しく談笑しながらご飯を食べることができました。なかには、元気にご飯をおかわりしている人もいました!
裁判の傍聴では、難しい言葉など一部わかりにくい場面もありましたが、実際の裁判を同じ場で見て体感できるという、本当に貴重な機会となりました。この体験から、それぞれ何かを学び取ってくれたら嬉しいと思います。
(坂根)