11月1日(土)、パレット文化祭、名づけて「パレット祭」を開催しました。
今年で3回目です。
パレット祭のメインは、利用者・スタッフによる「演劇」です。
表現することが楽しいと感じるきっかけになってほしい、演じるという行為を通して、新しい自分に出会ってほしい、そんな思いから、パレットのプログラムに演劇を取り入れ、そして文化祭で発表してもらっています。
今年度も、一般社団法人りべるりんくから、川上立氏を演劇講師としてお招きし、4月から少しずつ練習をしてきました。
川上氏の方針は、川上氏ご自身及びスタッフも一緒に作品に参加することで、利用者と一緒に作品を作り上げていくというもの。
もとからある作品・台本を演じるのではなく、利用者それぞれの趣味や性格を盛り込んだオリジナルの台本を演じるというのも醍醐味です。
今年は去年に比べてセリフ量がぐっと増えてパワーアップ!
上演時間は1時間、台本にして60ページ!
パレットらしさのあふれる、ドタバタ劇が完成しました。
早速劇の様子をご紹介します。
あらすじは、個性光るスタッフが働く「レストランパレット」に、これまた個性光るお客様が次々と来店し、笑いあり涙ありの人情劇!
当日のリハーサルが終わっても、スタッフは「大丈夫かなぁ」と不安でいっぱいでしたが、さすがパレット生は本番に強い!今までで1番迫力のある演技力を発揮してくれました!
無事に最後まで演じ切り、「大成功!」で拍手喝采を頂きました。
演劇のあとは、保護者のみなさん・見に来てくれていた3回生とお茶の席を囲み、感想をいただきました。
「あんなにたくさんのセリフを覚えられるなんてすごい」「パレットでの成長を感じられてうれしかった」等、あたたかいコメントをたくさんいただきました。
また、川上氏からは、「とても良い作品が仕上がった。とくに今年は2回生にセリフ量が多くなってしまったが、よくここまで仕上げてくれた。1回生も良く頑張っていたので、来年も期待している」と講評をいただきました。
ちなみに、みなさんにお出ししたクッキーは、3回生が準備してくれました。
喜んでいただけてよかったです。
3回目の文化祭は、こうして大成功に終わりました。
来年も楽しみにしています(^^)/
(赤井)
